○ソーラーパネルを設置するにはまずキャンピングカーの屋根に取り付ける位置を決め、そこから
室内のサブバッテリーまでのケーブルをなるべく最短距離で通すことが肝心です。
○コントローラーはサブバッテリーになるべく近い方が良いです。
1mを超える場合は3.5スケ以上の太い線にしてください。
(電圧降下で充電不足を防ぐためです)
○だいたいの配線構想が決まったら、パネルに金具を取り付けます。
パネル四隅4ヶ所の下に8mm程の穴が空いていますのでそこに4mmの六角ボルトをワッシャー
をかませて金具を取り付けます。しっかりと7mmのレンチと電道ドライバーに7mmのレンチを取り
付け片方のレンチで抑え締め付けます。
ネジがゆるまないようにコーキング剤でナットの部分(受け側)にコーキング剤を塗ります。
○屋根に登りあらかじめ決めていた場所に電ドリルで穴をあけケーブルを通します。
ケーブルの太さが入る8mmほどのドリルの刃を使ってください
○屋根に穴を空けたくない場合は市販の粘着テープがついたモールなどをキャンピングカーの外に
はわせてモールの中に線を入れると良いです。
○ケーブルを室内から引き込みサブバッテリーの所までなるべく目立たない導線経路で持ってい
きます。
○サブバッテリーの近くにコントローラーの位置を決めガムテープなどで仮留めして
おきます。
○サブバッテリーとコントローラーまでの長さのケーブルをプラス・マイナスを作ります。
この時サブバッテリーに固定する圧着端子を付けます。
プラス・マイナス2個付けたら圧着端子をつぶす工具で締め付け、取れないことを確認し
ビーニールの絶縁テープを巻きます
この時平型ヒューズホルダー&平型ヒューズをプラスにつけた方が事故など何かあった時、
安全です。
○サブバッテリーとコントローラーを結線します。この時ショートに注意して作業してください
○通常のコントローラーにはバッテリー側に接続する端子とソーラーから来た線を付ける
端子と電球が書いてある負荷端子の3ヶ所がありますが、詳しくない方は絶対に電球が
書いてある端子に負荷接続しないようにしてください。
○次は屋根に登りパネルの線2本の先にプラグがついていますがこれをカッターなどで
取り除きます。
プラグから4〜5cmの所からカットし線をカッターなどでむきます。
この時ソーラーパネルを逆さに置くので梱包されていた段ボールを下に敷いて利用
すると良いです
○ソーラーと室内から来たケーブルを細長い円柱型の圧着端子で結合します。
この時プラスとマイナスをくれぐれも間違えないように注意してください。
通常 黒い線=プラス 白い線=マイナスです。
結線したらまた、同じようにビニールの絶縁テープを巻きます。
○ソーラーパネルについている金具の屋根との接地面をキレイに雑巾で拭き
(出来ればアルコールのような物で拭けば完璧です。)
設置面にコーキング剤をたっぷりつけ木ねじで4ヶ所とめます。
この時コーキングもネジの中に入るようにたっぶりと塗ってくださいね。
○コーキング剤が一番の接着効果があるので接地面すべてにたっぷりとあることが
取れないためには必要です。
あとはプラスティックのヘラでも良いですし手でも良いのでコーキングをまんべんなく
金具の部分に塗ります。
はみ出たコーキングは濡れた雑巾などでキレイに拭き取ってください
結線した線を100円ショップで売っているタイラップ(結束バンド)で風でぶらぶら
しないように金具の部分などに縛り付けます。
○ここまで来ればもう一息です。室内に戻り、ソーラーから来た線をコントローラーの
ソーラーの絵の書いた端子に接続します。
○接続するときにはマイナスの小さなドライバーでしっかりと締め付けてとめてください
これで完成ですが、コントローラー「SHS−6」であれば緑のLEDが点灯している
ことを確認してください。
PV-1212D1の場合は電圧が表示されますのでどんどん上がっていけば成功です。
ソーラーパネル取り付け手順